こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。
今日はジルコニアについてお話しします。
ジルコニアって聞いたことありますか?女性ならイミテーションのダイヤ、というイメージでしょうか。実際ジルコニアは人工ダイヤモンド、と呼ばれています。
歯科で使うものはもちろんあんなキラキラしたのではなく、白い歯のような見た目をしています。すごく硬いので、白い金属なんて表現されることもありますが、金属ではないので、金属アレルギーの原因となることはありません。
数年前にアメリカの学会に参加した時ジルコニアに関する衝撃的な動画を見ました。
ジルコニアで作った厚さ1mm前後の詰め物を木材の上に置いて、上からトンカチで叩いたら、ジルコニアが割れることはなくまるで釘のように、木にめり込んでいく、というものでした。
(だいぶびっくり動画だったので、ほんまかいな、と思っていますが、大切な患者様の被せ物でそんなことを試すわけにはもちろんいかないので、検証したことがありません。)
何はともあれそれくらい硬い材料なのです。
ちなみにジルコニアを被せてる歯が具合悪くなって取り除く時、ジルコニアが硬すぎて歯医者はものすごく苦労します。
硬さが大きな特徴の一つですが、それだけではありません。化学的に非常に安定した物質のため、経年劣化の心配がほとんどなく、生体親和性が高いため人工関節などにも応用されており、繰り返しますがアレルギーなどの心配がほぼありません。
特に力のかかる奥歯やブリッジなど、ジルコニアがいいんじゃないかと思われる場面ではこちらから提案させていただくこともあるかと思います。
自然な白い歯をお望みの方ははやし歯科ほんまち院にご相談ください。