こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。
先日のチコちゃんに叱られる、の最後のひだまりの縁側で…のコーナーで5歳(ほんとかはわかりません)の女の子がお父さんの食習慣についての相談のお便りを送ってきていました。
お父さんが寝る前に歯を磨いてからお菓子を食べてしまう、というお悩みでした。
あらら、と思ってみてました。
もちろんこれは想像に難くないと思われますが、お口の健康の視点からは完全にアウト食習慣です。
寝る前に歯磨いてからお菓子はないわー、という呑兵衛のお方、酔っ払って歯を磨かずに寝てしまった、なんてのも勿論同じくダメ習慣です。
寝ている間は唾液分泌量が減ります。
唾液は非常に働き者で、お口の中をきれいに洗い流す自浄作用、お口の中の殺菌作用、免疫作用、酸性に傾いたお口の中を中和する作用、むし歯菌が作る酸によって溶かされた歯のミネラルを再付着させる再石灰化作用、などがあります。要するにお口の中を守ってくれています。
これらの作用によって、お口の健康は良い状態で保たれています。
ですので唾液が少なくなる睡眠の前にしっかり、1日のうちで一番しっかり丁寧に時間をかけて適切に磨くことが非常に大切です。
私も毎日、寝る前にウダウダしてしまい歯を磨くために洗面所に立つのが非常に億劫です。あー全自動歯ブラシが洗面所からここまで歩いてきて私の歯を磨いてくれないだろうか、なんて毎日妄想をしてます。
そうなる前に立って洗面所に行けばいいだけなのですが、毎日動きたくない気持ちと格闘します。しかし歯を磨かないリスクがどれほどものかわかっているので最終的には絶対に磨きます。
みなさん寝る前にしっかり丁寧に適切に歯を磨き、お口の健康を保ちましょう。
適切な歯磨きや歯磨き習慣がわからない、自己流で大丈夫なのかと思う、などご不安な点が少しでもあれば是非はやし歯科ほんまち院にご相談ください。