こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。
だれしも生きていたら、よくも悪くも思いもよらない事が突然起こるかわからない毎日です。
こけたり事故に遭って歯が抜けることもあります。
しかしすぐ諦めなくても場合によっては再度戻せることがあります(再植と言います)。
そのために大事なのは
①抜けてしまった歯を乾燥させないこと
歯の根の表面には歯根膜という組織があり、再植した際の治癒に大きく関わっているとされています。
歯根膜が乾燥しないように保存液に入れて歯科医院を受診して欲しいのですが、学校などでは専用の保存液を用意していたりしますが、なくても生理食塩水や牛乳、それも用意できなければ飲み込まないように充分に注意しながらお口の中に入れて来てください。
②抜けた歯の根の部分の表面を傷つけないこと
歯根膜を傷つけないことが大事です。
③可及的速やかに歯科医院に駆け込むこと
歯が抜け落ちてから再植までの時間が短ければ短いほど再植の成功率は高いと言われています。
以上3点です。
重度の歯周病で歯周組織破壊が進んでいて歯が脱落した場合は歯根膜が破壊されていることが多く、再植できません。
脱落までいかなくても歯を打ったり何か心配事があればいつでもはやし歯科ほんまち院にいらしてください。