堺筋本町 歯科 歯医者 大阪市中央区本町

CTとはComputed Tomography (コンピュータ断層撮影) の略で、人体の輪切り映像をコンピューターによって再構築する装置です。歯科用CTとは歯科分野に特化したCTであり、機種や撮影範囲によりますが、一般的に医科用CTと比較すると被曝量が10分の1以下であり、胃のX線集団検診によるものより低いとされています。撮影時間も十数秒と短く、患者様にとって負担の少ない検査です。

歯科用CTは虫歯、歯周病、根管治療、インプラント、親知らず、インプラントなど様々な疾患の診断に非常に有効で、従来の２次元のレントゲンでは見えなかった情報を得ることができます。目視できない歯の内部の詳細な構造や、歯を支える骨の形、神経との位置関係などを0.1mm単位で正確に撮影、計測することで、より正しい三次元的イメージを把握し、安全な治療を行うことができます。
当院はドイツ・デンツプライシロナ社のCT装置を備えており、CT撮影のために大学病院等に出向く必要もなく、検査・診断を全て院内にて素早く行うことができます。

症状に応じて歯科用CTを用いることで、より精度の高い診査・診断のもと治療計画を策定することが可能です。 従来のレントゲンでは分からなかった骨密度の診査や、顎の骨の立体的な形態、歯と神経の位置関係など、３次元的な情報を把握することが可能です。

当院のユニット(診療台)はドイツsirona社製SINIUS(シニウス)を導入しております。
sirona社のユニットチェアはローマ法王のプライベートクリニックにも導入されている安心、安全で高性能なユニットです。 水洗浄システムがユニットに装備されておりますので、口をゆすぐ水だけでなく器具から排出される水も全て、水道水をさらに消毒した清潔な水を用いて治療を行います。
さらに患者様の治療が終了するごとに使用した水回路からすべての水を強制的に排出する事で、徹底して相互感染を予防します。 sironaのユニットはDGKH(ドイツ病院保健衛生協会)により衛生安全性を認証されており、衛生管理の厳しいヨーロッパの基準を満たす安心できるシステムとなっています。

ユニットの形状は人間工学に基づき設計されており、長時間の治療でも体の負担が少なく非常に快適です。
体の構造を考慮したシートの動きにより背骨の伸縮を防ぎ、また患者様の背中の形状に合わせてバックレストを独立して調節する事で、より患者様の体にフィットして無理なく治療を受けていただくことができます。
さらに独自の技術により、Siniusの最低地上高は36cmまで低くすることができ、お子様や高齢者の方にも楽に乗り降りしていただけます。

はやし歯科ほんまち院感染症の有無に関わらず、全ての患者様を対象に血液や粘膜、汗を除く唾液や排泄物などを感染の可能性のある物質としてみなして対応するスタンダードプリコーション（1996年米国疾病予防センター（CDC）が公表した世界基準の感染予防対策）に取り組んでいます。

「インフェクションコントロール（感染管理）」の意識の高いヨーロッパの防疫室を参考にしたゾーニング「分類→洗浄→消毒→滅菌→保管」を採用し、作業工程も徹底した管理を実施しております。当院での全ての器具は必ずこの工程をたどります。

ゾーニングは、不潔区域（赤色ゾーン）、準清潔区域（黄色テープ）、清潔区域（青色テープ）と写真のように工程別に作業エリアを視覚的にもわかりやすく分けることで感染拡大防止の意識をより一層高め、作業工程を一方通行にすることにより、滅菌済みの清潔な器具が不潔、準清潔区域に戻されるなどのミスを防ぐことができ、確実で安全な衛生管理を実施しております。

また、この滅菌・衛星管理部屋は待合室から患者様も見れるようにガラス張りになっており、当院では診療だけでなく、様々な面で視覚化・見える化に努めております。